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仕様であり、屋外には別にデモカーがあった。この他の路線車はA300とAG300で、目新しさはない。観光車は昨年の新型アクロン、イオスなど多数を展示。
・イベコ
イベコは今回はコーチのみの展示で、前回の新型ダウンタウンや昨年発表されたシティクラスの展示は無し。
・MAN
前回車両展示のなかったMANは、今回はインターシティ仕様からコーチまで4台を展示した。インターシティ用は、都市内路線バスのノンステップ化が標準化した今、次のノンステップ化のターゲットとなったいるもので、各社から用意されている。MANのものは通路部のみを低床化したもので、側窓がやや小さく感じられる。
・ゼトラ
セトラの展示は、パリとほぼ同様であるが、ノンステップ車はなく、15mインターシティ車や観光用コーチのみであった。
・ホーバ、イリザール、シュミット
いずれもコーチのみの展示。
・スカニア
スウェーデンのスカニアの主役は、ミットカーと同様オムニシティである。実車の展示の他、エンジン・駆動系のパーツも示され、レイアウトの良さをアピールしていた。車両の概観は他のショウの出品車と同一であったが、車内の仕様に一部差異が見られた。
・各種小型バス
デノルフデプラのプロシティ(LIJN向け)シトロエンFFシャーシQバスのQ96シティシトロエンFFシャーシ片側横向き座席中心、2扉Qバス:少人数の旅行用のミニバス、車いすスロープ付き。フォードトランジットベースのタクシー車、フューチャTキャブ。トヨタハイエース(日本名グランビア)のタクシー仕様BUSinessのミニバスタクシー。側扉のほか後部車いすスロープを有するノンステップ車。同社はこの他にも数台のミニバス、チェアキャブを出品VWのトランスポータほか。クスターズのリフト付きミニバス。(低床ではない)
・部品メーカ
ロックウエルの足回り部品:リヤドロップアクスル(ディスクブレーキ付き)、モータ(シーメンス製)組み込みリヤアクズル、電気ハイブリッド用モータ、制御器一式などの展示。ZFの足回り部品:AT、アングルドライブ、リヤドロップアクスル、ワイドエアサスにより後車軸部の結合例を、アクリルのホイルハウス、通路によりわかりやすく、展示。フロントはリジッドアクスルとサスペンション、ステアリングギアの結合例とアクリルのタイヤハウス。
・その他
スーパーハイデッガーのリヤオーバーハングヘの車いすリフトの装着例(シュミット)シャーシ展示:DAFのノンステップ用。(駆動系は既存のもので、前半分のみノンステップ)小さいブース:LPGエンジン、ディーゼル電気ハイブリッドなど

 

 

 

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